Q:鍼(はり)・灸(きゅう)・あん摩マッサージ指圧の治療を行うのにどうして免許が必要なのですか?(関西医療)
A:鍼灸、マッサージを行うには免許が必要です。
理由はこれらの治療が「人体に関すること」だからです。
鍼は体に刺入しますし、灸は体の上で艾を燃やします。人体についての知識がないと非常に危険です。
ですから解剖学的知識、疾病に関する知識、東洋医学に関する知識…など「医学的知識」を充分に理解する必要があります。
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Q:“マッサージ”の仕事をするためには、国家資格を取らなければならないのですか?(京都仏眼)
A:マッサージは国家資格です。現在の日本の法律では、「医師以外の者で、あん摩、マッサージ若しくは指圧を業としようとする者は、あん摩マッサージ指圧師免許を受けなければならない。」と定められています。ですから“マッサージ”を“仕事”とするためには、“あん摩マッサージ指圧師”という免許を取得しなければ、法律に違反することになります。現在の日本には“マッサージ師”という免許は存在しません。また“無資格マッサージ”や“民間資格のマッサージ”などというものも、現在の日本社会においては存在しないものです。“マッサージ”の仕事をしようと考えている人は、必ず“あん摩マッサージ指圧師”免許を取得してから行わなければなりません。
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Q:鍼にデトックス(毒出し)効果はありますか? (信州医療)
A:鍼にも一部のデトックス(毒出し)効果はあります。
東洋医学では昔から体の中の毒を「水毒」「血毒」「食毒」と表現しています。身体の代謝が落ちてくると、これらの毒が身体にたまっていき、美容・健康の大敵となります。そしてこの毒がたまると、体調がさらに悪くなるという悪循環を引き起こします。とくに血毒などは、女性の生理不順や、不妊症にも関係すると考えられるので、注意が必要です。鍼灸治療を受けていますと、全身の気血の流れが良くなり、また、お小水などの出もよくなり、代謝も上がりますので、昨今言われているデトックス(毒出し)の効果の一部も期待できると思います。鍼灸治療は、常に身体全体を調整するものですので、こういった効果も期待できます。
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Q:花粉症に効くツボはありますか? (中和医療)
A:花粉症とは、花粉によるⅠ型アレルギーで、ブタクサ、シラカバ、イネ、スギ、ヒノキなどが原因として有名です。鼻汁、鼻閉などの鼻症状と眼のかゆみ、異物感などの眼症状が主症状ですが、皮膚のかゆみや呼吸困難を伴うこともあります。最近ではハウスダストが原因となることもあります。
花粉症に効果的なツボには以下のようなものがあります。
・攅竹(さんちく) : 眉毛の内側の先端に取ります。 眼疾患に効くとされています。
・迎香(げいこう) : 鼻翼(こばな)の外側に取ります。 鼻疾患に効くとされています。
・曲池(きょくち) : 肘を曲げてできるシワの先端に取ります。 免疫に関与し、アレルギー疾患に効くとされています。
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Q:鍼灸の活躍が期待されている分野には、どんなものがありますか? (履正社)
A:まず、鍼灸には地域の方の健康増進、病気の予防、相談の担い手としての役割があります。
鍼灸は患者さんとの親密な関係をつくりやすいとされます。治療をすることはもちろん、患者さんとのコミュニケーションから重大な異常を察知したり、運動指導や生活指導に関わることで地域に貢献ができると思います。また、スポーツ鍼灸、女性鍼灸や美容鍼灸と呼ばれる分野では社会的な信頼を得ているものもあります。
さらに緩和ケアや人工透析、ストレスによる様々な症状を和らげようとする分野でも、医学的な根拠をもとに鍼灸への積極的な取り組みが行われています。これらの分野では、鍼灸の有効性が認められ、より多くの方の苦痛を軽減できることが期待されています。
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Q:ツボを最初に見つけたのは誰ですか? (人間総合)
A:ツボ(経穴)の記載については、黄帝内経(こうていだいけい)(紀元前200年頃)
と呼ばれる古代の医学書に記されていたものが最古と言われています。
大昔の大陸(中国)で誰かが見つけ、その効果とともに後世に残したものには違いないでしょう。しかし、今となってはその個人を特定することはできません。
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Q:気とはどういうものでしょうか? 本当にあるのでしょうか? (呉竹医療)
A: 東洋医学では、気を「人体を構成する基本物質」と考えています。
気の働きは以下の5つです。
・体を成長、発育させる
・体を温める
・免疫力をアップする
・血液などの必要な物質を体内に留める
・飲食物を変化させ消化、吸収し、不要なものを排出する
日本語は「気」と密接に結びついています。
「元気」、「気力」、「やる気」、「勇気」、「気分」、「雰囲気」
など、挙げればきりがありません。
日常会話で我々は頻繁に使っているんですね。
みなさんも「気」のつく言葉を考えてみてください。
目に見えないものを我々は感じ取っているのかも知れません。
さて、「気」ってあるのでしょうか? ないのでしょうか?
結論は出ていません。
「東洋医学の思想」では、「人体を構成する基本物質」と考えていますが、科学的には「気」という
物質の存在は証明されていません。
科学の進歩によって「気」の存在が証明される日が近い将来、訪れるかもしれません。
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Q:もぐさは何からできているのですか? (新宿鍼灸)
A:草餅に使う、蓬(ヨモギ)の葉からできています。蓬の葉を5月~8月の間に採集し、3~4日天日や火力で乾燥させます。その後石臼で挽き、篩(ふるい)にかけ、唐箕(とうみ)という機械で細かな不純物を除去すると出来上がります。ちなみに鍼灸で使う線香は主に椨(タブ)の木を原料としています。
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Q:お灸では、なぜもぐさを使うのですか? (神奈川衛生学園専門学校)
A:灸法には、もぐさが欠かせません。かつては燃え草とも言われていました。灸法は熱刺激を体表に効率よく与える治療方法です。体への作用、燃焼速度、温度、加工の容易さ、原料の調達など、ヨモギから作られるもぐさが最適な素材なのです。
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Q:もぐさはどこで作られているのですか? (呉竹鍼灸)
A:今日では新潟県が全国一のモグサ生産高を誇っています。
灸治療が大衆化したとされる江戸時代には伊吹山周辺(滋賀県、岐阜県)でとれる「伊
吹もぐさ」がブランドとして有名でした。しかし、江戸時代から明治・大正にかけてもぐさの
生産地は近江(滋賀県)・美濃(岐阜県)から、富山県・福井県・新潟県・石川県
に移りました。昭和に入ると大半が新潟県で生産されるようになりました。
(「図解 鍼灸臨床手技マニュアル」尾崎昭弘 著 医歯薬出版より)
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