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その1:自分でできるツボ療法—神闕(しんけつ)

12月 5th, 2005

その1:神闕(しんけつ)
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 人は誰でも健康でありたいものと願っています。わが国は「健康日本21」という政策を打ち出し、国民の健康を推進しようとしています。特に本政策は、生活習慣病の予防を意図したものです。高血圧症や糖尿病などの生活習慣病はいったん病になると治ることはありませんが、幸いにも本格的な病になる前の段階で生活習慣を改善すると健康を取り戻すことができます。そういったことから予防が可能な病気でもあります。しかし、特定の病気予防ということよりは、日頃から健康を維持し、増進することができれば、これにこしたことはありません。
 東洋医学では、健康とは「気血(きけつ)」というエネルギーが過不足せず、しかも滞ることなく人体を流れている状態をいいますが、それには「五臓六腑」の機能がよい状態に維持されていることが必要です。その臓腑の機能を調整するツボが「神闕」です。
 「神闕」は、腹の真ん中、つまり「へそ」に当たります。「神闕」の「神」は計り知れない変化という意、「闕」は重要なところの意、つまり「神闕」は計り知れない効果のある重要なツボということで、古来「養生」に用いられてきました。また、冷えたものの過食や寝冷えによる腹痛・下痢の軽減にもよく使用されています。臓腑の調子が良ければ、気血をよく産生します。すなわち体に元気を供給してくれることになります。
 「神闕」には、「生姜(しょうが)灸」が効果的です。やり方は、少し温めた生姜を3ミリの厚さに切り、それを「神闕」の上に置き、その上に指頭大の艾(もぐさ)をのせてお灸を3壮(一度にすえるお灸の回数)しましょう。お腹の中が温まり、とても心地よい状態になります。週1回のペースで生姜灸を続けてみましょう。
◇毎日ライフ2004年4月増刊号◇より

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