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Archive for 11月, 2006

⑪自分でできるツボ療法【快食で元気】

11月 20th, 2006
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その11:快食で元気—中脘(ちゅうかん)

 食物を美味しく感じられることは、健康であることを表す指標のひとつです。体調の悪いときは、食物の味が分からなくなります。まさに味気ない食事になります。そうなると食欲が落ちてきます。食事は元気の元ですから、美味しく食事ができることは健康維持・増進には欠かせない大切なことです。それからもうひとつ大切なことは、腹一杯になるまで食事をしないことです。食養生として言い伝えられていることのひとつに、「腹八分目に薬いらず、腹六分に医者いらず」といって、満腹感を覚えるまで食事を摂ることを戒めています。実際、満腹感が起こるまで食事を摂ると、かえって病気の原因になります。いずれにしても美味しく食事ができるには、胃腸の働きをよい状態にしておかなければなりません。それには「中脘(ちゅうかん)」のツボが効果的です 「中脘(ちゅうかん)」は、上腹部の中央にあるツボです。みずおちと臍(へそ)を結んだ線の中央にあります。「中脘(ちゅうかん)」の「中」は当たる、中央という意、「脘(かん)」は胃袋という意、「中脘(ちゅうかん)」は胃袋の中央部に当たるツボで、胃を丈夫にするとともに胃の病変に起因する種々の症状(胃痛、嘔吐、膨満感、消化不良など)の緩和に効果があります。胃腸の弱い方はこのツボを「爪楊枝鍼」(爪楊枝20本程度をゴムバンドで束ねたもの)で軽くタッピングしましょう。皮膚がほんのり紅くなったらOKです。あるいは「温灸」でもよいのです。p33_illust-thumb

 なお東洋医学の「胃の腑」は現代医学の胃とほぼ同様なものとみなしますが、その働きは思慮(精神活動)と深く関係し、影響を受けます。思い悩むことが続くと食欲が落ちたり、胃がキュンと痛んだりしますが、そのような場合にも「中脘(ちゅうかん)」に爪楊枝鍼あるいは温灸をしてみてください。日頃から「中脘(ちゅうかん)」で元気な胃を、そして快食で日々を過ごしてください◇毎日ライフ2004年4月増刊号◇より

爽やかツボ療法