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第39回教員研修会の報告

去る、8月4日、5日に札幌市の北海道大学学術交流会館にて第39回教員研修会を開催しました。当協会加盟校と一般公募による参加教員、合わせて207名の方々にご参加いただきました。
第1日目は、札幌保健医療大学看護学部看護学科教授、学部長 小林清一先生に教育講演「新しい高等教育機関の創設と専門学校のゆくえ」と題して講演をいただきました。本年文部科学省が創設に着手したとされる「専門職大学(仮称)」について、現行の高等教育機関の問題点・課題をあげ、ご説明いただきました。また平成26年度より認定された「職業実践専門課程」との関連を踏まえ、質の高い職業人の養成における高等教育機関の新しい流れをご説明いただきました。会場の先生方との活発なディスカッションが行われました。
続いて、参議院議員 長谷川岳先生に特別講演(市民公開講座)『祭りと癒し「街は舞台だ、日本は変わる」』というテーマで、200万人を動員するYOSAKOIソーラン祭りを起ち上げ、運営してこられた頃の話、沿革をご説明いただきました。また、なぜ200万人もの観客を動員するまでの祭りとなったのか、「祭り」が病気を有する人間に及ぼす心理的な効果について体験談を交え講演をいただきました。
 懇親会はサッポロビール園で行われ、参加された先生方に北海道の食の定番である「ジンギスカン」を堪能していただき、参加された先生方の懇親、交流を深めていただきました。
第2日目は、北海道大学保健センター センター長、教授 橋野聡先生に「治療医学から予防医学へ」と題して、予防医学の重要性についてご自身の北海道大学保健センターでの学生、教職員の健康管理の経験や、これまでに報告されている健康に関わるトピックをわかりやすくご説明いただきました。「皆さんは自殺を防ぐGate Keeperです。」という言葉は日々学生のメンタルヘルスに関する話題と対峙する参加者の先生方の心にも響いたのではないでしょうか。
最後にシンポジウムとして「あはき教育へのモデル・コア・カリキュラムの導入」と題し、
4名のシンポジストから、「モデル・コア・カリキュラムとは何か?」、「あはき教育におけるコア・カリキュラム構築に関する沿革」、「専門学校におけるカリキュラム改訂の実際」、「鍼灸大学におけるモデル・コア・カリキュラム導入の意義」、「盲学校教育におけるモデル・コア・カリキュラム導入の意義」について講演をいただいた後、フロアからの質問にお答えいただきました。フロアからは、「あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうの消費者である患者層を考慮したコア・カリキュラムを作成するための方略」や、「モデル・コア・カリキュラムを学校教育に落とし込むには」などの質問があるなど、非常に意義のある内容となったと思われます。
研修会全体を通じて、参加された先生方から「ワークショップがなく、講演とシンポジウムで学ぶ機会もいいと思いました。」、「モデル・コア・カリキュラムについて考えることができた。」という感想をいただきました。
主管校 北海道鍼灸専門学校 平成27年8月